JA四万十のお米

高知県のお米の産地として古くから知られており、県内でも有名な、四万十町(旧窪川地区)で生産される「仁井田米(にいだまい)」・大野見地区で生産される「大野見米(おおのみまい)」のブランド米が高い評価を受けています。さらに平成26年には新ブランド米「JA四万十厳選にこまる」が誕生し「JA四万十厳選にこまる基準」という独自の品質基準を設けたブランド米があります。
この四万十町(旧窪川地区)は日本最後の清流といわれる「四万十川」のきれいな水と標高230mからなる高南台地と呼ばれる山々に囲まれた盆地(昼夜の温度差が大きく朝晩には深い霧に包まれる)など、特有の自然条件がお米を美味しくさせてくれます。

お米の種類・品種・生産部会・認定制度

JA四万十厳選にこまる

東京都目黒にある「こだわり米専門店・株式会社スズノブ」
5ツ星お米マイスター西島豊造氏監修JA四万十だけの新ブランド米
稲の生育に必要な栄養を補うため冬場に土壌分析を行いバランスの良い健康な土づくりに取組んでいます。また化学肥料や化学農薬の使用量を半分まで減らし環境に配慮した栽培方法(四万十ブランド認証、特別栽培等)に加え、「JA四万十厳選にこまる基準」をクリアした、仁井田米とは完全に差別化された高品質・大粒でプレミアムなお米です。

仁井田米

四万十町の中でも旧窪川町で栽培されたお米を仁井田米と呼び、その昔、旧窪川町は仁井田郷と称されていた時代からおいしいお米の産地として有名であったことからこの名前がついたと言われています。
仁井田米は高知県内のブランド米の1つとして親しまれています。

大野見米

高知県中土佐町大野見地区の四万十川源流の恵まれた自然環境の中で栽培されたお米です。中土佐町大野見地区は、四万十町と隣接した地域で仁井田米と同じく高知県内では”良質米”の産地として知られています。JA四万十管内の中土佐町大野見地区で栽培されたお米です。

代表的なお米の品種

ヒノヒカリ
仁井田米の中で最も栽培面積が広く、代表的な品種です。特徴はコシヒカリより粒は小さいですが、甘みが強く、粘りも良いお米です。
にこまる
味はヒノヒカリかそれ以上であり、見た目も大粒であり品質が高い品種のお米です。また、夏の高温にも負けず、お米にデンプンがしっかり蓄積できることから粒が大きくなり、炊き上がりもお米がべちゃつかず、粘り、食味も良いお米です。
現在、注目されている品種です。
ヒエリ
仁井田米の特徴とも言える香米です。炊飯するとポップコーンのような独特の香りがします。ふつうのお米に1割前後ブレンドしていただく品種です。注意事項として、100%で食べることはおすすめできません。

カントリーエレベーター

お米の管理は、カントリーエレベーター

JA四万十は高知県で唯一のカントリーエレベーターを保有しており、お米をもみの状態で保管することで品質低下や品質の均一化できるというメリットがあります。また、ご注文頂いてから籾摺りを行っており「今摺り米」をお届けできますので年間通して新米の味を召し上がれます。

JA四万十厳選にこまる研究会の紹介

JA四万十厳選にこまる研究会
平成24年度より、JA四万十厳選にこまる研究会として、カントリーエレベーター利用組合の中から、特に栽培技術・栽培意欲の高い生産者9名で活動を開始しました。
研究会員は、環境に配慮した農業を推進するため、高知県慣行栽培基準の化学農薬・化学肥料を5割以下に抑えた「特別栽培米」での栽培、知事から認定を受ける「エコファーマー認定制度」、公益財団法人四万十川財団が認証する「四万十ブランド認証」を取得しています。
また、厳選にこまるは品質、食味値等において独自のJA四万十厳選にこまる基準を設け、基準をクリアしたものだけが「JA四万十厳選にこまる」となり、仁井田米とは完全に差別化された高品質でプレミアムなお米の生産を行っています。

JA四万十厳選にこまるの特徴

外観(見た目)は光沢が良く通常の「にこまる」よりさらに大粒です。炊き上がりは粒立ちが良く、時間が経過しても色艶が落ちません。また、大粒であることから最新の炊飯器にも負けないお米です。
食感はやや柔らかいですが、米粒感を感じ、冷めても米粒感はしっかり残っています。 食味は、ややあっさり系ですが、ゆっくりとほのかな甘みが広がり、食べた後も口の中に甘みが残ります。さらに、色々なおかずとの相性も良く、お米の美味しさだけでなく、おかずも引き立てます。
研究会員は9名、栽培面積は3.5ha、特別栽培米(慣行栽培5割減) ※1
エコファーマー認定制度取得 ※2、四万十ブランド認証取得 ※3

JA四万十エコ栽培米生産部会の紹介

JA四万十エコ栽培米生産部会
平成17年度より堆肥活用低農薬専門部会として活動し、高知県の慣行栽培基準の化学農薬・化学肥料を5割以下に抑えて栽培した、『特別栽培米』を生産しています。
平成19年度に部会の名前を『エコ栽培米生産部会』と改名し、『エコファーマー認定制度』の取得をし部会員全員が環境に配慮した農業を推進するために取り組んでいます。
平成26年度より栽培品種をヒノヒカリから高温耐性品種:にこまるに変更、あわせて栽培方法の見直し肥料農薬の統一等による品質向上・品質の統一に向けて取り組んでいます。
部会員は10名、栽培面積は4.4ha、
特別栽培米(慣行栽培5割減) ※1、エコファーマー認定制度取得 ※2


仁井田米基準 特別栽培
仁井田米基準
JA四万十厳選にこまる基準
JA四万十
品質基準
網目 1.8mm 1.85mm 1.95mm
※天候、作況により1.90mmになる場合があります。
色彩選別 なし なし あり
食味値 目標値なし 目標値なし 80点以上(参考目標値)
品質良好時85点以上
タンパク 目標値なし 目標値なし 7.3%以上(参考目標値)
品質良好時6.9%以上
千粒重 目標値なし 目標値なし 23.0g以上(参考目標値)
整粒歩合 目標値なし 目標値なし 80%以上(参考目標値)
品質良好時90%以上

項目 解説
食味値 一般に食味計などの測定機器によって、数値化された食味値の評価。数値が高いほど美味しい米とされる。
タンパク含有値 含有率が高くなると炊飯米が硬く粘りが低下し、食味は不良となる。特に窒素施肥量と関係しており、穂肥の増加や実肥は精米中のタンパク質含有率を高めて食味の低下を招く。
千粒重(粒の大きさ) 1,000粒の重さを意味する。一粒ずつでは軽すぎるものを比較する際に用いる重さの指標。品質によって異なり、20〜30gくらいまで幅がある。ヒノヒカリの千粒重は22g程度。
整粒歩合(粒の揃い) 米の状態を見極める基準のひとつで、一定量の玄米の中に存在する、きちんと整った形(整粒)をしている米粒の割合を%で示したもの。

※(株)サタケ製の分析機器を使用し品質確認を行っています。

「JA四万十厳選にこまる」・「特別栽培仁井田米」共通

農林水産省新ガイドラインによる表示
化学合成農薬:当地比5割減(使用回数)
化学肥料:当地比5割減(窒素成分)
栽培責任者 高知県高岡郡四万十町東川角 西 充
確認責任者 高知県高岡郡四万十町東大奈路513
四万十農業協同組合 販売推進課
精米確認者 高知県高岡郡四万十町東大奈路513
四万十農業協同組合 販売推進課
連絡先 (0880)22−3586
節減対象農薬の使用状況
使用資材名 用途 使用回数
イミダクロプリド 殺虫 1回
※スピノサド(天然由来成分) 殺虫 -
イソチアニル 殺菌 1回
オキサジクロメホン 除草 1回
テフリルトリオン 除草 1回
※塩基性硫酸銅 殺菌 -
フェリムゾン 殺菌 1回
フサライド 殺菌 1回
※バリダマイシン 殺菌 -
ジノテフラン 殺虫 1回
シラフルオフェン 殺虫 1回

※有効成分スピノサド・バリダマイシン・塩基性硫酸銅は節減農薬対象外となります。


※1.特別栽培農産物認証制度

一般的な栽培方法(慣行栽培)よりも食の安全基準を高く設定して栽培されます。
化学肥料・化学農薬を5割減まで抑えた体にやさしいお米です。

※2.エコファーマー認定制度

土壌診断に基づいた土づくり技術、化学農薬・化学肥料低減技術計画を提出し、安心・安全な農業を実践する農業者へ高知県知事から認定されるものです。

※3.四万十ブランド認証制度

四万十ブランド認証とは、(公益財団法人)四万十川財団が行う認証制度で、日本最後の清流「四万十川」の大いなる恵みに思いをめぐらし、日本最後の清流にふさわしい環境の保全と保護をはかり、その名とともに後世にわたって「四万十川」を守り育てていくという制度です。
「四万十川」やその流域を保全するための具体的で効果的な対策に取組んでいることが条件で、かつ「四万十川」の流域内で生産されていることが条件となります。この認証マークがある商品は生産者と皆さまの信頼と安心の目印になります。
四万十ブランド認証マーク

四万十ブランド認証マーク

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